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天王原でワインぶどうを作りたい理由
12年前
12年前、初めて生坂村に見学しに来た後、山を越えて池田町へ向かった。山の中を通り抜け、視界が広がった瞬間、北アルプスの山々が目に飛び込んできた。6月下旬だったと思う。少し曇っていたが、とてもその山々が雄大で、迫力があって、自分の中に衝撃を受けた。なんて素晴らしい景色なんだ!と感動した。そして、このような景色を見ながらいずれは生活したいな、と強く思った。
11年前
11年前、神奈川県から、サラリーマンをやめて農業(生食用ぶどうの生産販売)で食べて行くぞ!と決めて長野県に移住し、失敗できないプレッシャーとも戦い、張りつめていて毎日が必死だった。そんな中、たまに見る北アルプスを見て癒される自分達がいた。
今、自分達の生食ぶどう園は
今、自分達の生食ぶどう園は殆どが露地で、一部雨よけビニールがかかっているところがあるが、露地と雨よけのぶどうを比較すると、味なら露地、見た目(形)を重視するなら雨よけで栽培するのがベストである。生食ぶどうは見た目が重視。同じ手を掛け愛情をかけているのに、形が悪いと評価が低いことに疑問を感じている。
常々思っていることは
常々思っていることは、お客さまの心に残るぶどうを提供すること。それは、ぶどう『本来』の味を引き出すこと、追及することだと考えている。その土地の空気、光、水、風、自然のなかではぐくまれたぶどう。そこに人が寄り添い、生産、販売する。このスタイルが自分達にとって求める農業だと思う。
お客さまとのふれあいを求めて
お客さまとのふれあいを求めて就農1年目から観光農園を始めた。当初はお客さまも少なく、直接ふれあうこともできたが、年々お陰様でお客さんが増え、全国発送と接客の同時進行が、自分達だけでは対応できない状況になった。自分達は発送作業、お客さま対応はパートさんの仕事となり、自分たちが、直接お客さんの声を聞いたり、接することが難しくなったのが現在の状況。本当はお客さまと対話するなどして販売するスタイルの農業をしたくて観光農園をはじめたため、現在の状況をもどかしく感じている。
数年前
数年前、自分達の巨峰で作った巨峰ジュースを販売した。東京で開催されているマルシェに行ったり、葡萄購入のお客さまに直接販売したり、夫婦2人で農閑期じっくりと販売に取り組んだ。お客さまからの評判は上々だった。ワインはないの?とよく聞かれた。その時、自分達で作ったぶどうでつくるワインはどんな味がするのだろうと興味がでてきた。
ワインは
ワインは、ぶどうそのものを発酵したもので、原料であるぶどうが命。ワインは農産物だという人もいる。ワインぶどうは、栽培する土地、気候で出来が左右されるため、ワインの味はそのぶどうが育った畑を味わうという。形は問わない。味がすべて。いいワインをつくるには、いいブドウから、とも言われている。ぶどう本来の味を追求すると、いいワインに繋がるのではと思った。発酵するうえで、微生物で変化することも目に見えないので神秘的で興味深い。また昔から、世界中で飲まれていて、世界が舞台となる。また熟成することで、時代をこえて飲むことができ、味も変わり、評価も変わる。ワインのある食卓はエレガント、たのしい会話がそこにある。そして食事が美味しくなる。自分の栽培したぶどうからつくられるワインはどんなワインになるのだろう、と考えただけでワクワクした。そしてワインぶどうに挑戦したいという気持ちが大きく膨らみ、自分達の求める農業のスタイルがワインぶどう栽培にあるのではないかという思いが強くなってきた。
そんな中
そんな中、数年前、東御市のヴィラデストワイナリーに行った。垣根のワインぶどう棚と周りの山々の風景。とても癒され美しく感動した。ワインぶどうを生産したい、こんな空間を作りたい、と強く確信した。ワインぶどう栽培をやってみたいが、どこでやろうか?と考えたとき12年前を思い出し、北アルプスの見えるところでワインぶどうを栽培したいと湧き上がってきた。
そんな時
そんな時、天王原の取り組みを知り、縁あって池上さんと知り合いになり、現地を見させてもらった。まさに自分達が思い描いていた、北アルプスが目の前に広がる場所だった。天王原に一目ぼれし、思い描いていた理想の土地に出会ったと感じた。また開墾のお手伝いをさせていただいた時、明科の農地を守る会、安曇野市の農業委員さんのこの天王原を何とかしよういう熱い気持ちが伝わってきた。荒廃農地を開墾してワインぶどうを植えて農地再生し、営農し続ければ、地元の人たちのお役にたつであろう。人の役にたつ、喜ばれる仕事がしたいとサラリーマン時代に思っていて、農業に転職した要因の一つ。自分も天王原でワインぶどう栽培をやりたいと強く思った。
将来は
将来は、天王原すべてがワインぶどう畑となり、そのぶどうで醸造するワイナリーを生産者でつくる。ワイナリーがあれば、ワインを求めに人が集まる。レストランがあれば尚、地元の人など集まりやすく、ワインをその場で堪能できる。宿泊施設があれば、遠方からも人が集まりやすく、車で来る人もワインが飲める。次の日は近くを観光できる。
収穫体験のイベント
収穫体験のイベントや作業時も何かイベントをして、その後例えばBBQをしてワインを飲む。一年通して、お客さまを集める。自分達の農園『季来里ふぁーむ・すずき』の名前は、『四季を通してふと来てみたくなる、ふる里のような場所ありたい』という思いを込めて命名した。ワインぶどう栽培を通して、農園名の由来のような場所にしていきたい。みんなが楽しく笑顔あふれる空間があり、沢山の人が来ることで、天王原、明科、安曇野が活性化する。農業、観光、飲食の強い結びつき、循環することで地域活性化し、是非、荒廃農地の再生の仲間に加えさせていただき、その一端を私達も担っていきたいです。
季来里ふぁーむ・すずき 鈴木浩哉・かおり
2015年12月20日 安曇野市明科 天王原(てんのうばら)の開墾前の様子
NAGANOワインへの道「ワイン葡萄畑開墾 起工式」の様子BLOGはこちら
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「季来里ふぁーむ・すずき」は、神奈川でサラリーマン生活を送っていた非農家の私たちが「農業を職業にしたい!」と今だかつて無いほど真剣に考え、
悩み、一大決心でたどりついた「自分らしく生きること」の答えです。
季来里(きらり)とは、そんな私たち夫婦が「四季を通して、ふと来てみたくなるふる里のような場所でありたい」という思いを込めて名づけた農園名です。
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